大きければいいわけじゃない! テレビ画面サイズの選び方

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意外と簡単!? 壁掛けテレビをDIYで取り付けてみる! 

一人暮らしなどを始める際に、テレビを購入するという方も多いと思います。最近ではテレビの価格も下がり、わりと大きなサイズのテレビでも手ごろな価格で購入することができるようになりました。
しかし買えるからと言ってとりあえず大きなものを買えばいいというわけではありません。テレビには部屋の広さに適したサイズというものがあるからです。部屋の広さに合わないサイズのテレビを買ってしまうと、むしろテレビを充分に楽しめないことがあるので注意しましょう。
ここでは部屋の広さに見合ったサイズのテレビを選ぶ際の基準である、視聴距離についてご紹介します。

テレビのサイズや種類によって視聴距離が変わる

テレビの視聴に快適な距離を、視聴距離と言います。テレビを選ぶ際は、部屋の広さとテレビのサイズのバランスを考え、適当な視聴距離を確保できるようにしましょう。

視聴距離を知るためには、画面の高さ(画面の縦辺の長さ)が重要になります。
フルHDテレビの視聴距離は、画面の高さの3倍ほどです。つまり、画面の高さが47cmほどの32型フルHDテレビであれば、視聴距離はその3倍の140㎝ほどとなります。

最近は4Kテレビが登場して人気を集めています。4Kテレビの場合、視聴距離は画面の高さの1.5倍。フルHDテレビの半分ほどの視聴距離です。つまり上記のサイズのテレビあれば、140㎝の半分の70㎝の視聴距離になるということです。

どうしてフルHDと4Kで視聴距離が変わるのか

同じサイズなのに、どうしてフルHDと4Kとで視聴距離が変わってくるのでしょうか。
それは画面の画素数に理由があります。

テレビは画素と呼ばれる点を集めることで映像を作り出しています。その画素数が少なければ少ないほど、画素自体のサイズが大きくなって映像が粗くなります。
フルHDの画素数は207万画素です。それに対し4KはフルHDの4倍近い829万画素です。画素数が少ないフルHDテレビの場合、近くで見るとその分映像の粗さが目立ってしまいますが、画素数が多い4Kであればある程度近づいても映像の粗さが目立たちません。
そのため、4Kテレビの視聴距離のほうが短くなるのです。

部屋ごとの最適なテレビサイズ一覧

最後に部屋の広さに合ったテレビサイズをご紹介します。テレビを選ぶ際にサイズの目安の参考にしてみてください。

6畳未満  :20~32型
6畳    :37型
6~12畳 :40~47型
10~12畳 :50~52型
12畳以上 :55~65型
※フルHDの場合。4Kであればだいたい上記の半分の部屋の広さでも基本的に問題ないでしょう。とはいえ画面の高さはメーカーやテレビの種類によって異なるので、だいたいの目安としてご利用ください。

意外と簡単!? 壁掛けテレビをDIYで取り付けてみる! 

テレビのサイズを選ぶ際の基準などについてご紹介しました。テレビを選ぶ際の参考にしてみてください。
お部屋の間取りやレイアウトによって細かいところに差が出ますので、テレビを選ぶ際はその点も考慮したうえで選ぶようにしましょう。

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