一人暮らしなど心機一転新しい環境での生活を始めるとき、インテリアについて考えるのは楽しいもの。テレビの購入を考える場合、そのサイズにお悩みの方も多いのではないでしょうか。テレビのサイズを決めるのに役立つ計算式が存在するのをご存知ですか?
今回は、独り暮らしのワンルームや、リビングなど、8畳の部屋に最も適したテレビのサイズとレイアウト術についてご紹介します。
参考サイト:最適なテレビサイズの選び方
https://ekisyoutv.net/archives/611
テレビのサイズは画面の対角線で決まる
テレビのサイズは画面の対角線の長さで決まります。
家電量販店などでテレビのサイズ表示は「○インチ」としてではなく「○型」として販売されています。これは、日本がメートル法を用いているため、日本国内で販売する電化製品をインチ規格で販売できないためです。
「型」と表示してはいるものの、実際は対角線の長さをインチで表したものがテレビのサイズとなります。対角線の長さが何インチかによって、「このテレビは○型だ」ということになるのです。1インチは2.54cmで、デジタル放送に適した最近の16:9の比率の画面の場合、対角線の長さは以下のようになります。
24型 60.96cm(対角線の長さ)
32型 81.28cm
35型 88.9cm
37型 93.98cm
40型 101.60cm
42型 106.68cm
45型 114.3cm
49型 124.46cm
一般的な8畳の部屋に最適なのは37型から46型
8畳の部屋に最適なのは、37型から46型くらいとされています。
なぜこのように幅があるのかというと、テレビのサイズは部屋の広さで決めるわけではなく、テレビ画面からの距離で決めるのが最適だとされているからです。
最適なテレビのサイズを編み出す計算式
では、具体的にどのようにしてテレビのサイズを選べばいいのでしょうか。
実は、最適なテレビのサイズを決めるための計算式があります。
画面の縦幅の長さ×3=最適な視聴距離
例えば、37型のテレビであれば、縦の長さはおよそ52cm。
ここから計算するとテレビと、ソファなど主にテレビを見る場所の距離が、およそ160cm確保できれば8畳の部屋に37型テレビを置けるということになります。
同じ8畳の部屋であっても、最適なテレビのサイズは部屋のレイアウトによって大きく変わるのです。
8畳の部屋に50型など大きなテレビを置きたいときは?
テレビの縦の長さの3倍の距離が最適な視聴距離だと紹介しましたが、近年では、大型テレビも安価になり手が出しやすくなったので、「50型などの大型テレビを置きたい!」という方も多いのではないでしょうか。
でも部屋の広さには限界があります。
テレビを部屋の角に置くことで、比較的長く視聴距離を稼ぐこともできますが、もっと簡単に視聴距離を稼げて、部屋を広く使える方法があるのです。
大型テレビを置くときは壁掛けテレビがおすすめ
大型テレビを置きたい人や、部屋を広々使いたい方にぜひお勧めしたいのが壁掛けテレビです。
テレビはテレビ台の上に置く場合が多いと思いますが、このテレビ台がなくなるだけで、一気に部屋が広々と使えるようになります。
さらに、テレビ台の上に置いたテレビからだと最適な視聴距離が保てない場合でも、壁掛けテレビを採用することで、希望の大型テレビも設置できるようになりますよ。
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